「ロブロックス(Roblox)のUGCアイテムで、日本人がとんでもない金額を稼いでいるらしい」
そんな噂を耳にして、あなたはこの記事にたどり着いたのかもしれません。ニュースやSNSで目にする「月収数百万円」という数字は、どこか遠い世界の話のように感じるでしょうか? 3Dモデリングなんて触ったこともない、英語も得意じゃない、「自分には無理なんじゃないか」と、始める前から諦めかけてはいませんか?
断言します。それは非常にもったいない誤解です。
今、ロブロックスのアバターマーケットプレイスは、クリエイターにとってかつてないほどの「ゴールドラッシュ」を迎えています。そして何より、私たち日本人が持つ「感性」こそが、世界で最も求められている武器なのです。
この記事では、専門用語を並べ立てるのではなく、未経験者がゼロから収益化を目指すための「具体的なロードマップ」をお伝えします。
稼げるようになるまでの手順と、成功のための法則があります。これからさらに加熱していく市場に、いまから「デジタル資産」を作っておきましょう。
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ロブロックスのUGCアイテム販売は本当に稼げるのか?
まずは、多くの人が抱く「本当に稼げるの?」という疑問に、数字と実態を持って答えを出しましょう。これは単なるゲーム内の遊びではなく、立派なビジネスモデルとして成立しています。
日本人クリエイターが月収数百万円を達成する現実
結論から言えば、UGC(User Generated Content)アイテム販売で生計を立てている日本人は実在します。トップ層になれば、月収数百万〜数千万円規模の収益を上げることも珍しくありません。
彼らが販売しているのは、アバターが身につける「髪型」「服」「アクセサリー」などのデジタルアイテムです。ロブロックスのDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)は数千万人を超えており、そのユーザーたちが「自分を表現するため」に日々アイテムを購入しています。
例えば、50 Robux(約100円前後)のアイテムが世界中で1万個売れれば、それだけで大きな売上になります。ヒット作が一つ生まれれば、寝ている間もチャリンチャリンと収益が発生する「自動販売機」のような状態を作ることができるのです。
アバターショップの収益構造とRobux換金の仕組み
では、具体的にどうやって現金化するのでしょうか? ロブロックスにはDevEx(Developer Exchange)という仕組みがあり、獲得したRobuxを現実の通貨(米ドルなど)に換金することができます。
UGCアイテムが売れた時の収益配分は、大まかに以下のようになっています(※仕様変更の可能性があります)。
- クリエイター取り分:約30%
- プラットフォーム(Roblox)取り分:約30%
- 販売手数料・アフィリエイト等:約40%
「たった30%?」と思うかもしれませんが、在庫リスクゼロ、配送コストゼロで世界中の市場にアクセスできるメリットは計り知れません。積み上がったRobuxが一定額(現在は30,000 Robux以上などの条件あり)を超えれば、DevExを通じて銀行口座へ振り込まれます。これが、デジタル職人が稼ぐための基本的なエコシステムです。
なぜ今、日本人の感性が世界のアバター市場で武器になるのか
ここで、あなたに自信を持ってほしいポイントがあります。それは、「日本のアニメ・カワイイ文化」がロブロックス内でも最強のトレンドであるという事実です。
世界中のユーザーは、日本のアニメのような髪型、日本のファッション誌に出てくるようなコーディネート、そして「KAWAII」アクセサリーを求めています。日本人が自然と身につけている「繊細なデザイン感覚」や「色彩感覚」は、海外クリエイターが必死に模倣しようとしている憧れのスキルなのです。
あなたが普段見ているアニメや漫画、街中のファッション。それら全てが、ロブロックス市場で勝つための「インプット」になります。「日本人であること」自体が、すでに強力なアドバンテージなのです。
【最新版】UGCアイテム販売を始めるための参加条件
以前は選ばれた一部の人間しか販売できませんでしたが、2024年以降、状況は劇的に変化しました。ここでは、最新の参加条件を整理します。
審査制から「誰でも販売可能」なパブリックUGCへ
かつてUGCプログラムは招待制や厳しい審査制でしたが、現在は「パブリックUGC(Public UGC)」へと移行し、条件さえ満たせば誰でもアイテムを販売できるようになりました。
「特別なコネクション」や「プロとしての長年の実績」はもう不要です。扉は開いているので、必要なのは、やる気と少しの準備だけです。
販売開始に必須となるID認証とプレミアム会員登録
誰でも参加可能とはいえ、荒らし対策のために最低限のフィルターが存在します。UGCアイテムをアップロードして販売するためには、以下の2点をクリアする必要があります。
- ID認証(本人確認): パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなどを用いて、スマホで本人確認を行います。
- Roblox Premiumへの加入: 「Premium 1000(月額1,600円で1,000Robux付与される)」または「Premium 2200(月額3,200円で2,200Robux付与される)」の会員プランへの加入が必要です(※最低ランクのPremium 450ではアップロード権限が付与されないため、最新の公式要件を確認しつつ、推奨されるプランを選びましょう)。

アイテムのアップロードと販売にかかる初期費用
アイテムをマーケットプレイスに出品する際、「アップロード手数料」がかかります。これはスパム的な大量出品を防ぐためのものです。
現在は1アイテムにつき750 Robuxの手数料が必要です(※アイテムの種類や時期により変動あり)。日本円にして1,000円〜1,500円前後の初期投資が必要になりますが、アイテムが売れればこの手数料分も回収可能です。
この初期費用があるからこそ、適当な作品ではなく「売れるために考え抜かれた作品」を作る動機にもなります。
マーケットプレイス手数料とコミッション | 文書 - Roblox クリエーターハブ
未経験から収益化へ!UGCクリエイターになるまでの全手順
「3D制作なんて難しそう」という不安を解消しましょう。実は、複雑なキャラクターを一から作る必要はありません。まずは簡単なアクセサリーから始めれば良いのです。
手順1:3Dモデリングソフト「Blender」の導入と基礎操作
UGC制作の業界標準ツールは「Blender(ブレンダー)」です。高機能でありながら、完全無料で使えます。まずはこれをパソコンにインストールしましょう。
最初は画面のボタンの多さに圧倒されるかもしれませんが、UGC制作に使う機能はごく一部です。「立方体を出す」「形を変形させる」「色を塗る」。この3つができれば、最初のアイテムは作れます。YouTubeで「Blender 初心者 ドーナツ」などで検索し、数時間のチュートリアルをこなすだけで、基礎操作はマスターできます。
手順2:公式テンプレートを使用した「アクセサリー制作」の実践
ゼロから作るのではなく、Robloxが配布している「公式リファレンス(テンプレート)」を活用するのが賢い方法です。
例えば「帽子」や「バックパック」などは、アバターの動きに合わせて変形する必要がないため、初心者にとって最もハードルが低いです。既存のアバターの頭のサイズに合わせて、Blender上でオブジェクトを配置・造形します。最初は「シンプルなシルクハット」や「猫耳」など、単純な形状からチャレンジしてみましょう。
モデリングプロジェクトファイルとリファレンス | 文書 - Roblox クリエーターハブ
手順3:Roblox Studioへのインポートとセットアップ

形ができたら、Blenderからデータをエクスポート(.fbx形式などが一般的)し、ロブロックスの開発ツールである「Roblox Studio」に読み込みます。
ここでは、アイテムをアバターに取り付けるための設定を行います。「Accessory(アクセサリー)」としてセットアップし、位置やサイズを微調整します。実際に自分のアバターに装着して、違和感がないかを確認する楽しい作業です。
手順4:審査提出からマーケットプレイスでの販売開始まで
セットアップが完了したら、いよいよアップロードです。アイテムの名前、説明文、ジャンルを設定し、手数料(750 Robux等)を支払って審査に提出します。
Roblox側の審査(著作権侵害や不適切な表現がないか等)が完了すれば、あなたのアイテムが世界中のアバターショップに並びます。あなたが作ったアイテムを、地球の裏側の誰かが身につける。その感動を味わった瞬間、あなたはもう立派なUGCクリエイターです。
日本人が世界で稼ぐために実践すべき「3つの成功法則」
ただ作るだけでは売れません。稼いでいる日本人は、明確な「戦略」を持っています。ここでは、特に効果の高い3つの法則を伝授します。
法則1:トレンド分析(Y2K・アニメ調)と「季節性」の先取り

ロブロックスには明確なトレンドがあります。現在は2000年代ファッションをリバイバルした「Y2K」や、日本の漫画のような「アニメ調の髪型(Anime Hair)」が爆発的に人気です。
また、ハロウィンやクリスマスなどの季節イベントは最大の商戦期です。重要なのは「2ヶ月前」から準備すること。10月のハロウィン用アイテムは、8月には制作を始め、9月にはリリースする。このスピード感が、先行者利益を生み出します。
法則2:カタログアバタークリエイターでの試着・宣伝戦略

ロブロックス内には「Catalog Avatar Creator」という、アイテムの試着や購入ができる人気ゲームがあります。稼いでいるクリエイターは、単にショップに置くだけでなく、こうした「アバター作成ゲーム」内で自作アイテムを宣伝したり、自分のワールドを作って試着会を行ったりしています。
ユーザーは「実際に着てみて気に入ったら買う」という行動をとります。試着の場を提供することは、購入率(コンバージョン)を高めるための鉄則です。
法則3:TikTokやYouTube Shortsを活用した「着用動画」の拡散
これが最も強力な集客方法です。TikTokやYouTube Shortsなどの縦型動画で、自作アイテムを使った「着せ替え動画」や「コーディネート紹介」を投稿してください。
言葉はいりません。音楽に合わせてアバターが可愛く変身する様子を見せるだけで、世界中のユーザーにリーチできます。動画のコメント欄にアイテムのリンクやIDを貼ることで、外部SNSからロブロックスへの流入経路を作りましょう。「バズる」ことが、そのまま「売上」に直結します。
「自分には難しい」と迷った時に参考にすべきリソースと学習法
ここまで読んでも、「やっぱり難しそう…」と不安なあなたへ。独学で挫折しないための環境は整っています。これらを頼りにしてください。
まずはこれから!公式ドキュメントとYouTubeチュートリアル
Robloxの公式ドキュメント(Creator Hub)は情報の宝庫ですが、英語が多いのが難点です。そこで活用すべきはYouTubeです。
「Roblox UGC tutorial Blender」や「ロブロックス UGC 作り方」と検索してください。世界中の親切なクリエイターが、手取り足取り手順を解説してくれています。動画を見ながら一時停止し、同じ操作をする。これを繰り返せば、必ず形になります。
デザインの参考にしたいトップクリエイターの事例

「どんなデザインが売れるかわからない」場合は、マーケットプレイスの「ベストセラー」を見てください。
売れているアイテムには理由があります。「なぜこの髪型が人気なのか?」「色の使い方は?」「サムネイルの見せ方は?」と分析し、売れている要素を自分の作品に取り入れる(TTP:徹底的にパクる※アイデアを、です)ことから始めましょう。模倣は創造の母です。
モチベーションを維持するためのコミュニティ活用術
孤独な作業は辛いものです。X(旧Twitter)やDiscordには、ロブロックスクリエイターのコミュニティが多数存在します。
ハッシュタグ #RobloxUGC や #RobloxDev を追ってみてください。同じように頑張っている仲間や、先輩クリエイターの発信が見つかります。「作ったものを見てもらう」「悩みを相談する」場所があるだけで、継続率は飛躍的に高まります。
まとめ:【ロブロックス】UGCアイテムで稼ぐ方法は?日本人が収益化するまでの全手順と3つの成功法則
ロブロックスのUGCアイテム販売は、決して「選ばれた天才」だけのものではありません。手順を学び、ツールを使いこなし、ユーザーが喜ぶものを提供する。
このシンプルなサイクルの先に、「自分の好き」が「収益」に変わる未来が待っています。
最初は誰もが初心者でした。月収数百万円を稼ぐあのクリエイターも、最初はBlenderの操作に戸惑っていたはずです。まずは無料のBlenderをダウンロードすることから始めてみませんか? あなたの作り出す「カワイイ」や「カッコイイ」が、世界中のアバターを彩る日が来ることを楽しみにしています。