爪噛み癖の深爪矯正は自分でできます。私が治したコツをお伝えします。ちなみに私は、常にボロボロだった爪が3ヶ月でキレイになった34歳です。
3ヶ月でキレイになったなんてサラッと書きましたが、実はその前までは何度も何度も挫折を味わいました。
深爪は痛いけど、噛むのはやめられない
私は爪を噛む癖がありました。噛んで短くなった爪はガシガシで、噛んだ後にいくら爪やすりをしても綺麗に見えることはありません。
時には爪に隠れて見えないはずの赤くて薄い皮膚部分まで爪を噛んでしまって、何もしていなくても常に指先が痛いこともありました。
この癖、実は子供の頃からずっとあって、爪を噛み始めたのは小学生の低学年の頃だったと思います。
たしかあれは2年生の学芸会。体育館の舞台袖で出番を待っている時に好きな女の子と手をつながなきゃいけなくて、「爪短いね」と言われてすごく恥ずかしかったのを今でも覚えています。
爪噛みを長い間している理由って、単純に検索すると「ストレス」とか「愛情不足からくるもの」とかよく書かれていますが、当の本人から言わせてもらうと、そんな単純なことではありません。
確かにストレスがたまっている時にひどくかんでしまうこともあることにはあります。でも、本当の理由は染み付いてしまった「癖」です。
癖は簡単には治せず、注意されるとストレスになってもっとひどくなったりします。
親に皮膚科に連れて行かれたこともありましたが、「爪が短くなったのは噛んだからじゃない」とずっと嘘をついていました。親は分かっているけど、注意しすぎてもよくないとあまり言うのをやめるようになりました。
子どもの爪噛みについて親はどうすればいいのか
子どもが爪を噛むのをやめさせたい親の話も聞いたことがあります。悩んでいると改善方法の書いてあるサイトを見て回ると思うんですけど、そこには、「原因は親の愛情不足」とか書いてあるんですよね。あれ、違います。私は親の愛情不足を感じたことはありません。
単に勉強中とか、集中している時なんかに無意識に手が口にいってしまうんです。ただ、人前ではやりません。だから、もしやめさせたいなら子どもが勉強やゲーム、本を読んだりといった、集中しなきゃいけない作業をやる時は目の届く範囲でやらせるのが効果的です。
あとは爪を噛むのを頭ごなしに注意するのではなくて、周りからどう思われるかなど自分自身に理解してもらうのが1番。自分で「やめよう」と思わない限り、やめることはありません。
爪を噛んで深爪になっている人の気持ち
普段の生活ではそこまで他人の意識が爪にいくことはないものの、例えば結婚式や同窓会などの人と集まって食事をする時や、旅行の計画などで一緒にのぞき込んでいるものを指差すときなどに「爪を見られないように」と意識しなきゃいけないときがあります。
自分でも噛んでるのに、爪を噛んでるのが明らかな他人の手を見たり、爪を噛んでいる人を電車なんかで見かけた時は汚いなぁとか、みっともないとか思うんですよね。
美容院でシャンプー台に寝転んでいる時は、常に爪が見えないように親指を中に入れて手を握らなきゃいけなかったり結構恥ずかしい場面は多いもの。女性は爪を見るって言いますもんね。
爪を噛む癖がない人から言わせれば、「それなら爪を噛むのをやめればいいじゃないか」となるんですが、無意識に噛んでいるから、やめたくてもやめられないんですよね。何回もやめようとして、少し爪が伸びてきたかなーなんて思っていると、いつの間にかまた深爪になるのの繰り返し。
そんな私でも、爪を噛むのをやめられたきっかけと方法がありました。
爪を噛み続けていたら、歯がガタガタになってきたのがきっかけで本格的に深爪の改善に乗り出すことに
その日も、いつものように家でネットをしながら無意識で爪を噛んでいました。そしたら、なんだか前歯の下側の歯に違和感が。なにかザラザラするものがついているような感覚で、爪についていた接着剤が歯についたかな?くらいに思っていました。
その時爪を噛むのを治したいなと思って、爪の先端に瞬間接着剤のアロンアルファ付けて噛む癖を直せないか取り組んでいたんです。
歯が爪に触れる前にアロンアルファの固まりを感じれば、いつも無意識で噛んでしまっていたのを改善できるんじゃないかと考えてやってました。でも、その努力もむなしくアロンアルファも噛んでたんですけどね。
そして、確認してみると、歯についていたのは接着剤じゃありませんでした。
あまりにも取れないので鏡を見てみると、歯がかけていたんです!下側の前歯2本の先が少し削れているようにガタガタになっていました。
歯より爪のほうが柔らかいとは思いますが、ずっと噛んでいたらから徐々にすり減っていたみたい。
先端がガタガタしているのがわかると思います。さすがにこれはヤバイと思って本格的に改善に取り組むことにしました。
爪を無意識に噛んでしまうのを防ぐ必要がある!それは「かむピタ」
爪の噛み癖を治すためには、無意識に手を口元に持っていくのをやめる必要があります。
ちょっと伸びてきても、ついつい1つの爪を噛んでしまうと他の爪も噛んでしまいます。だから「噛んでしまう前に意識して止める」ことが重要なんです。
その対策に使ったのが、「かむピタ」。オーガニック成分の苦いマニキュアです。
爪に塗っておくと、口に触れた時に苦味を感じるので「あ、今噛もうとしてた」ということを意識することができます。
苦いから噛まなくなるのではなくて、噛みたくないのに手を口に持っていっている自分に気付かせるのが重要なんです。
かむピタ自体は子どもが口に入れても安心な成分の日本製。おしゃぶりや爪噛みするのをやめさせたいと悩んでいる親が購入するものです。
開発者は、もともと自分のお子さんが爪噛みをしていて、やめさせたいけど日本製の安心な商品がないことから作り上げたそうです。ちなみにお子さんは、製品になる前の最終テストの「かむピタ」で2週間で癖が直ったとのこと。
子どもにも使える安心な成分で、歯医者さんにも売っている商品なので、大人はもちろん安心して使えます。
癖は無意識なので、意識さえすれば治すことができます。私にとっては、口に手がいっていることを意識できるちょうど良い商品が、このかむピタでした。
かむピタで爪噛みは治るのか。私は実際こうなりました
使い始めて、噛み癖を押さえ込んだ3ヶ月後の私の爪がこちら。かなり伸びてきましたが先がガタガタしているのがわかると思います。左手の親指はかなり深爪だったので、まだまだ短いです。
それでも噛んでいる時に比べたら断然綺麗。少し伸びてきたら、爪切りは使わずにガタガタしている部分をやすりで削ることをお勧めします。
ガタガタしていると爪を触った時に気になって、そのガタガタしている部分を整えるために噛みたい衝動にかられることがあるからです。
イライラしている時に噛んでしまう人は、特に爪やすりで滑らかにしておくことが効果的だと経験的に感じます。
やするのに使うのは爪切りについている金属のやすりではなく、もっと滑らかにやすれるものがいいです。触った時にひっかかりが無いことが重要なので、なめらかにやすれるものを使いましょう。私はガラスの爪やすりを使っています。
爪が伸びる速度は1日に0.1ミリ。1ヶ月で3ミリ伸びます。爪の先端の白い部分がないくらいの人なら、2ヶ月程度でそれなりに整った爪に戻ります。
かむピタのおかげで、口に手を運ぶ癖も無くなりました。3週間くらい続けたときに、爪を噛む癖が抜けたようで無意識に口元に手がいくこともなくなり、少しづつ爪もキレイになってくるので効果を実感できます。
あなたが女性ならネイルサロンで深爪矯正するのもあり
あなたが女性で誰かに相談する勇気があるなら、深爪矯正プログラムがあるネイルサロンに通うのもオススメです。
サロンでガタガタになってしまった爪を整えて、爪を保護するトップコートを塗ってもらいます。
定期的にサロンにいく必要があり、爪を必ず見られるので、爪を噛みそうになっても意識してやめることができます。
お金もかかるので「ムダにしないためにも頑張ろう」とやめられます(笑)ただ、一度綺麗になって通うのをやめてしまうと、再度噛んでしまうかもしれません。
いったん綺麗になっても噛んでしまいそうなら、かむピタを試してみて下さい。
まとめ:深爪は自分で治せます
爪を噛むのは、悪い癖です。そんなの分かっていても治せない、治せないとずっと悩んでいましたが、私はついに治すことができました。
爪が伸びると、いろんなメリットがあります。
シールがはがしやすくなったり、床に落ちた平べったいものが取りやすくなったり、缶のプルタブが開けやすくなったり……なによりも、人前で躊躇せず爪を見せられるのが1番の違いかな。長くなった爪を見ると、ささやかな幸せを感じます(笑)
あなたも絶対に治せます!私の体験が少しでもお役に立てれば幸いです。同じ噛み癖の悩みをかかえている人が一人でも改善できますように。