「自分だけのオリジナルゲームをロブロックスで作ってみたい!」
そんなワクワクした気持ちでRoblox Studioを開いたものの、画面を前にして「……で、何から始めればいいの?」とフリーズしてしまったことはありませんか?実は、僕も最初はそうでした。
世界中で毎日数億人が熱狂しているロブロックスには、いわゆる「神ゲー」と呼ばれるモンスター級の作品がゴロゴロしています。実は、ゼロから必死に頭を捻って斬新なアイデアを捻り出すよりも、まずは「なぜこのゲームはこんなに面白いのか?」という構造を分析し、エッセンスを盗むことこそが、制作成功への一番の近道なんです。
この記事では、現役クリエイターの視点から、ロブロックスで大ヒットしているゲームを徹底的に解剖します。「どんな仕掛けがプレイヤーを惹きつけるのか」「初心者はどのジャンルから始めるべきか」を深掘りしていくので、あなたのゲーム作りのバイブルとして活用してください!
制作の第一歩!僕らがロブロックスの「神ゲー」から学ぶべき本当の理由
初心者の方が最初にやるべきことは、人気ゲームをただ「遊んで楽しむ」ことではありません。一歩踏み込んで、「作り手の目線で観察する」ことです。
ロブロックスにおける「神ゲー」の定義は、単に見た目が豪華なことではありません。以下のポイントを押さえているゲームこそ、制作の最高の教科書になります。
- 圧倒的な熱量: 同時接続数(アクティブユーザー)が常に数万人規模で安定している。
- 「迷わせない」親切さ: マニュアルを読まなくても、触った瞬間に遊び方がわかる。
- 絶妙なビジネスモデル: 無課金でも100%楽しめるけれど、課金すると「もっと自分を表現できる」ワクワク感がある。
これから紹介する5つのタイトルは、ジャンルはバラバラですが、どれも「離れられなくなる理由」が明確です。それらを自分のアイデアにどう組み込めるか、想像しながら読み進めてみてください。
クリエイター視点で厳選!アイデアの宝庫ロブロックス「神ゲー」5選
ロブロックス界の「絶対王者」とも言える5作品をピックアップしました。それぞれの「ここをパクる……いや、参考にすべき!」というポイントを解説します。
1. 【アスレチック(Obby)】Tower of Hell(タワーオブヘル)
初心者が真っ先に手本にするべきなのが、この「Obby(オビー)」の代表格です。
このゲームの凄みは、「チェックポイントなし」という極限のプレッシャーにあります。「一度ミスしたら終わり」というヒリヒリした緊張感が、逆に「次こそは!」という中毒性を生んでいるんです。
制作側のメリットとしては、複雑なプログラミングをあまり使わず、「障害物の配置(レベルデザイン)」の妙だけで面白さを引き出せる点が非常に勉強になります。
2. 【ホラー】DOORS(ドアーズ)
ロブロックスのホラー界を塗り替えた傑作です。ここで学ぶべきは、「五感を揺さぶる演出術」。
ただ怖い化け物が出てくるだけじゃありません。重厚な扉が開く音、暗闇から響く足音、不気味に瞬くライト……。視覚と聴覚をフルに使って「そこに何かがいる」と思わせるテクニックは、ホラー以外でも役立ちます。「雰囲気でプレイヤーを飲み込みたい」なら、これ以上の教科書はありません。
3. 【生活・ロールプレイ】Brookhaven RP(ブルックヘイブン)
「ただ街で生活するだけ」なのに、なぜかずっと遊んでしまう不思議な魅力を持つゲームです。
ここから学べる極意は、「プレイヤー同士の交流が、最高のコンテンツになる」ということ。開発者はガチガチのストーリーを用意するのではなく、素敵な家や車といった「最高の遊び道具」を置いているだけなんです。
「あとは自由に遊んでね」と“場”を提供する。この潔いデザインは、現代のゲーム制作において非常に重要な視点です。
4. 【シミュレーション】Pet Simulator 99(ペットシミュレーター)
コインを集めて、卵を孵化させ、ペットを仲間にする。やってることはシンプルですが、中毒性はバツグン。
このゲームの肝は、「数字がインフレしていく快感」と「ガチャの演出」にあります。キラキラしたエフェクトや、レアペットが出た時の華やかなファンファーレなど、「プレイヤーの脳を喜ばせるUI/UX設計」は、どんなジャンルを作るにしても参考になります。
▶︎ Pet Simulator 99 をプレイして研究する
5. 【格闘・アドベンチャー】Blox Fruits(ブロックスフルーツ)
大海原を旅して能力で戦うRPGです。制作の難易度は高いですが、「成長の喜び」と「対人戦(PvP)」のバランスが神がかっています。
レベルを上げ、新しいスキルを習得するという王道のサイクルは、プレイヤーを飽きさせません。長期にわたって愛されるゲームを目指すなら、こうした育成システムの深みを研究して損はありません。
流行るのには理由がある!ロブロックスゲームのヒット作に共通する「3つの法則」
ジャンルが違っても、人気が出るゲームには必ず「勝ちパターン」が存在します。これらを自分流にアレンジして取り入れるだけで、成功率は跳ね上がります。
① 「説明不要」が最強の武器
ロブロックスのユーザーは、ゲームを始めてから最初の30秒で「続けるか、やめるか」を決めます。
長ったらしい説明やチュートリアルは、離脱のきっかけでしかありません。「そこに道があるから走る」「ボタンがあるから押す」といった、言葉の壁を超えた直感的なデザインを心がけましょう。
② 誰かと共有したくなる「ソーシャル性」
ロブロックスはゲームであると同時に、巨大なコミュニティでもあります。「誰かと一緒に遊ぶと、もっと楽しい」という仕掛けを意識的に作りましょう。
- 二人で協力しないと開かない扉
- 友達を背負える機能
- チャットで自慢できる限定アイテム
こうした「他人と関わるきっかけ」が、バイラル(口コミ)を生む火種になります。
③ 「明日も来よう」と思わせるリテンション(継続性)
一度きりの体験で終わらせないためには、「戻ってくる理由」が必要です。
ログインボーナスやデイリーミッション、あるいはコツコツ埋めていく「図鑑」など。プレイヤーが「自分の成長やコレクションを積み上げている」と感じられる要素を必ず1つは入れましょう。
【ロブロックスのジャンル診断】今の自分にぴったりのゲーム制作スタイルはどれ?
「すごいのは分かったけど、自分に作れるかな……」と不安になる必要はありません。自分の「好き」や「得意」に合わせてスタート地点を選びましょう!
プログラミングに自信がないなら → 「Obby(アスレチック)」
まずはこれ!スクリプトをほとんど書かなくても、パーツを並べるだけでゲームになります。「マグマから逃げる」とか「巨大な迷路」など、見た目のインパクトやテーマ性で勝負できるので、初心者でもヒットを狙えます。
ロジックを組むのが好きなら → 「Tycoon(経営シミュレーション)」
「お金を稼いで施設を豪華にする」というサイクルのゲームです。少し論理的な思考が必要ですが、ロブロックスには便利なテンプレート(キット)がたくさんあります。数値のバランス調整など、コツコツと仕組みを組み上げるのが好きな人に最適です。
空間デザインにこだわりたいなら → 「ショーケース・探索」
激しいアクションはなくても、「息を呑むような絶景」や「落ち着く部屋」を作るだけで、それは立派なコンテンツになります。
建築や照明のセンスを活かして、「SNS映えする空間」を作れば、プレイヤーたちが勝手に写真を撮って拡散してくれるはずです。
最後に:ロブロックスのあなたのゲームで遊んでもらうための「最後の一押し」
どんなに面白いゲームを作っても、見つけてもらえなければ存在しないのと同じです。リリース時に、これだけは絶対に守ってほしいポイントが2つあります。
- 「スマホ操作」をメインに考える: ロブロックスユーザーの7割以上はスマホ派です。PCで作っていると忘れがちですが、画面が小さくても操作しやすいか、ボタンが指に被らないか、自分のスマホでしつこいほどテストしましょう。
- アイコンは「顔」である: ユーザーは一覧に並んだアイコンを見て、0.5秒で遊ぶかどうかを決めます。明るい配色、キャラクターの豊かな表情、そして「NEW」や「UPDATE」の文字。ここは妥協せず、徹底的に目立つ画像を用意してください。
まとめ:ロブロックスのゲームを制作するなら神ゲーを参考にしよう
ロブロックスのゲーム制作に、最初から完璧なプログラミング技術は必要ありません。
まずは今回紹介した「神ゲー」たちを存分に楽しみ、その「面白さの種」を自分の手で植えてみてください。
- 手軽に始めたいなら Obby
- 中毒性を作りたいなら Tycoon
- 世界観を見せたいなら ショーケース
まずは1作、形にしてみること。世界中の誰かがあなたの作ったワールドで笑顔になる瞬間は、何物にも代えがたい感動ですよ。応援しています!

